出来過ぎて、、、

2023年3月20日 カテゴリ:blog

こんにちは。
B-BRAINトレーナーの
片野由美子です。

 

 

会社でとても出来る方、
その人1人で会社の売上の8割を担っていた。
というような方が独立すると、
とてもすごい会社になるのでは?
とイメージされる方も多いと思います。

本人も、ノリノリです笑。

しかし、
なかなか現実は厳しいです。

今回はその事例を少しお話ししたいと思います。

 

Aさんは、優秀な営業マンでした。
満を持して独立。
社員も入れて、いざ!
となったときに問題が発覚しました。

前職である、
マネージメントの仕事は得意で
どんどん仕事が入ってきますが、
人との交わりが苦手。

部下との一対一の会話や、
細かい目配り、気配りが
苦手で、どうしても後回しに
なっていました。

となると会社全体がどうなるか。

部下は、自分の意思では考えられなくなり、
社長は1人で何でもかんでも
やらないといけなくなる。

売り上げはあるけれども、
社長1人に委ねられている。
という不安定な状況でした。
(会社としては危険です。
社長が倒れたら、
会社が立ち行かなくなるからです)

そんな時に、ご依頼をいただきました。

 

実際、社内の定例会に同席をした時は、
ショックを受けました(^^;)。

社長の話を聞いて終わり。
部下方が発言できる雰囲気ではなかったのです。
(軍隊のような(^◇^;)、御前会議のような(^◇^;))

そのため、部下の方は、
自分では考えない。
言われたことを右から左に流す。
おんぶに抱っこ体制になっていました。

 

なぜ、こうなってしまったか?

あまりにも、キレる社長なので、
部下が提案をしても
「いや、これはこーで、あーで」
とご自身の経験をもとに
バッサリ切り捨ててしまう。
(左脳3次元優位)

それが続くと、
「この人には、言っても無駄だ」
社内全体がそのようになってしまいます。

社長がしっかりし過ぎている
弊害です(^◇^;)。

研修では、
ワークショップを通して、
「この場で言ったことは、
何を言ってもOKである」
「自由に発言をしても良い」
と言った、
「安心」の場を作りました。

 

それから3年後。
(社内改革、意識改革なので時間がかかりました。)

社長は、
部下がどうしたいのか。
を考えられるようになり、
部下に対して、効率的に動けるように
考えられるようになりました。

そして、部下の方は、
「こんなこと、言っても無駄です」
と言っていたのが、

建設的に意見を言えるようになり、
新しい営業スタイルを模索するなど、
会社のために貢献するようになりました。


環境を変える。

脳の使い方を変える。
このことで、会社全体が変わり、
底上げができます。

ご興味がありましたら、
是非お問い合わせください。

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